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懐かしい車窓の風景

わたしの車窓から・・・

 

車窓と一口に言っても、人それぞれ景色が違いますよね。
あなたの車窓はどんなですか?のんびりでしょうか?都会でしょうか?
私、開米の車窓はこんな感じです。
 

私の住んでいた地域は札幌から少し離れた農家が多い地域で、大人たちは車(主に軽トラック)やトラクターに乗り、子供たちはもっぱら自転車を愛用していました。何もない(笑)地域なので、食品・雑貨の買い出しは車を使っての移動でした。子供が自力で移動したり、学校への移動手段は、もっぱら汽車を利用していました・・・

 

・・・汽車!?

 

と思われる方もいると思います。でも間違いではないのです。
電車ではなく「汽車」なのです。
 

細かな話になりますが、電車は電気を使って走る車両なので、電車です。
「え、電気じゃないの!?」
はい、北海道や札幌では電気で走る電車と、ディーゼルで走る気動車(汽車)があります。故に、全部電車ではないんです。
線路上を走る車両は「列車」という定義もあるのですが、どちらかというと、私の周りは「汽車」という方がなじみ深いです。
 

 

私にとっての汽車

 

短時間で長距離を移動してくれる汽車は、私たちの地域で、街へ行ける大切な交通機関です。
打ち付ける雨の日、風が強い日、吹雪の日、暑い日差しが照り付ける日、安全を配慮してくれながら目的地まで運んでくれる汽車は、無くてはならない大切な存在です。
 

学生時代は今では廃車になった、赤いボディーに黄色のラインが入った汽車でした。
席は、茶色のボックスシート。
 

背筋を伸ばし、向かいに座っている人の足にぶつからないように足をきちんと揃えて座ります。一定のリズムに身をゆだねながら、車窓から景色を眺めていました。

ボックスシートから眺める景色は、四角い窓枠で夏は自力で窓を開けるタイプでしたが、窓が四角くひとつの枠で区切られるため額縁の中から見る感じでした。

車窓から広がる色とりどりの畑の風景、日々移り変わる景色が、季節の移り変わりと自然を楽しめました。
 

今はというとシルバーのボディー、横一列の座席に変わりました。込み入った車内になると景色が見えにくい時もありますが、毎日乗る通勤で、移り行く景色を眺めていると私だけの時間と感じ、目にも優しく気持ちもゆったりします。
 

そういえば、車窓からの風景に防風林があったなと思い出し、防風林のこと調べてみました。
 

沿線の防風林には車体と視野を守るためにあるようです。木の種類は緑濃い針葉樹が主ですが、私の車窓からはところどころに落葉樹が見えます。
 

春は桜、秋の紅葉が皆の目を楽しませてくれます。
パッと目の前に現れる鮮やかさに目も心も癒されるひとときです。
 

広い大地、水面が光る田んぼ、青々と育ってきている小麦、春を早める融雪剤が撒かれた雪原、色とりどりの変化が季節の移り変わりを教えてくれます。
遠くに見える山々も気持ちをすがすがしくしてくれる景色です。
 

占いと似ている車窓からの気づき

 

見慣れている者にとっては何気ない風景かも知れませんが、流れゆく景色を見るうちに、新たな発見もあり、自分の凝り固まった考えを柔らかくほぐしてくれることがあります。
 

そこは占いに通じるように思います。
 

マヤ暦の占いやカウンセリングで自分を知ることは自分の新たな一面を知ることになり、可能性や未来が開けてきます。何かに行き詰った時には、ぜひいらしてくださいね。